不眠症とは無縁かと思っていた私

不眠症とは無縁かと思っていた私

 

寝つきはすこぶる良い方で不眠症とは無縁で生きてきた私ですが、人生でただ一度不眠で悩んだのが妊娠中でした。

 

妊娠によるホルモンの影響などもあったのでしょうが、眠れない辛さを初めて知りました。睡魔に襲われてリビングから寝室に行きベッドに入ってしばらくすると、目が冴えてきて眠れないんです。更にそこから「眠ろう、眠ろう」とする程に眠れなくなり、気が付くと2時間以上も経っていることはよくありました。翌日が早起きの日などは焦りばかりが先に立ち、ますます眠れなくなり翌日はフラフラになっていました。妊娠中なのでもちろん寝酒の1杯という訳にもいかず、軽い睡眠導入剤を使っていましたが、眠れない事がこんなんにもストレスになるなんて思いも寄りませんでした。

 

私の場合は妊娠中だけの期間限定で、出産後には育児の疲れもあって、授乳の合間の細切れの睡眠時間を貪るように眠っていたので深刻に悩むこともありませんでしたが、私の友人などで睡眠導入剤を日常的に使用している人も私の周りには少なからずいます。

 

それまで私は、不眠症の人は日中の活動量が足りないから運動して疲れたら眠れるはずだと短絡的に考えていました。しかし、以前に睡眠導入剤を使っている友人と話した時には、活動量の問題ではない事が分かり驚きました。友人は、体はクタクタに疲れているのに眠れないし、夜中に何度も目が覚めると言うのです。そこには精神的な問題も大きく関わっているように思えました。その友人の性格は繊細で優しく人への気配りができる子なので、知らないうちに自身もストレスを抱えているようでした。それだけが不眠の原因ではないとは思いますが、その事が一端となって不眠を引き起こしているような気がしました。

 

睡眠導入剤の頻繁な使用は何となく怖いので、友人には最低限の使用をして欲しいと伝えましたが、眠れない辛さを経験した私にもどうするのが一番良いのかはよく分かりませんでした。ただ、友人の不眠症が早く良くなって欲しいと願います。